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cxzas
店長情報 › 夏は万事万物が全盛に向かう時 › 風に見ているんだ

2018年02月01日

風に見ているんだ

いやぁ~痛いなぁ。実に痛い。
主人公はまさにぼくと同じ年齢。
定年後の悪あがきする心理描写が分かりすぎて実に痛い。

著者は女性なのに、男性の視点で書かれている。
たしかに巧妙に書かれているものの、男性の気持ちとチト違う。
それよりも、彼の妻荃灣通渠、あるいは娘の視点で書かれている部分が実に面白い。
そっか、女って定年後になった夫あるいは父親をそういう風に見ているんだ。
実に参考になりました。

連載小説だから、「小説」としての物語性がなければ体裁が取れないのは分かるけれど、岩手の故郷関係の物語りはあまり現実味がなく面白くなかった。

【散る桜 残る桜も 散る桜】の俳句は知らなかったけれど、身に染みる。
サラリーマンである限り、どんなに出世しようが誰でも「終わった人」になることは避けられない。
サラリーマンでなくとも、人間である以上、終わった人になることを受け入れざるを得ない。
分かっちゃいるけど中學派位、誰もがソフトランディングできるわけじゃない。
主人公は結局ハードランディングしてしまうのだが、その引き金を引くのが「不完全燃焼感」でしょう。

優秀な人ほど自分はこれで終わりのはずがないと考えてしまう。
いや、ぼくのように優秀な人間でなくとも、考えてしまうのだ。
それが男というもの。
女には分からない。

要は気持ちの持ち方で、定年後15年しか残っていないならhifu 價錢、決して長くはない人生を自分らしく楽しめばいいじゃないかと切り替えられるか否か。

定年を経験した夫婦以外の人が読んでも、この小説の伝える現実味は分からないでしょうね。


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