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cxzas

2018年07月16日

薔薇の花が天か

「プラテーロと私」の「アンジェラスの鐘」の章に、「何とたくさんの薔薇がそこかしこに降り注いでいるのだろう」という一文があるが、まさにそこに描かれているような美しい夕焼け酵素…色とりどりの薔薇の花が天から降り注いでくるような神々しい夕焼けを海岸で見た。ちょうどアンジェラスの鐘が鳴る夕方の6時頃から日没が始まり、言葉では言い表せないような様々な光の色が溶け合って空を彩っていった。光の色は時間の経過と共に微妙に変化していく。竜の形をした金色の夕焼雲が、赤々と燃える火を口から噴いていた。そして、辺りが薄暗くなるに連れてその輝きは増していった。竜の上には真っ白いイルカも泳いでいる。海面には神秘的な深いオレンジ色が映し出され、揺れる波間できらきらと輝いていた。この美しくドラマチックな光の儀式に畏敬を感じた。この光は、時空を超え激光脫毛、全世界をあまねく照らし、私たち皆の心も照らしてくれているに違いない。空には、金星がいつの間にか、優しい柔らかな光を放ちながら私たちを見下ろしていた。


「ねぇ、プラテーロ、アンジェラスの鐘が鳴っていると、外側の世界は日常の力を失い、内側からの、もっと崇高で揺るぎない、純粋な光である別の力が働いて買日本樓、神の恩寵が現れでもするように、全てが星のいるのところまで引き上げられていくような気がするよ…もっともっとたくさんの薔薇と一緒に輝いている星たちのところだよ。空をゆっくりと仰ぎ見る君の瞳も、君自身は見えないだろうが、二つの美しい薔薇の花なんだ。」(フアン・ラモン・ヒメネス著「プラテーロと私」第10章「アンジェラスの鐘」より)




Posted by cxzas at 15:52│Comments(0)
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